オカルト・スピリチュアル 哲学・思想

一神教の原理主義が実現する千年王国

投稿日:2019-05-20 更新日:

宗教絡みの記事になるので、はじめに宗教と原理主義とは何か?について触れておきたい。

一般的に「宗教」の概念は神を信仰する教えやその儀式などを行う集団の事だという認識があると思う。

でも本来「宗教」とは人の行動原理になる教え全般の事を差す概念だ。

たとえば会社員をやっている人の日常行動が、その所属する会社の経営理念やコンプライアンスに従った行動であるなら、それも宗教だと言える。

次に「原理主義」とは自分が拠り所にしている宗教が示している聖典の内容を文字通り忠実に受け取る態度や思想の事だ。

一神教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教原理主義者には、メシア(救世主)が原罪から人類を救済するという強い信仰がある。

そのため各宗教の聖典はその救済計画を成就させるためのシナリオとして信者に読まれている。

ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、同じ唯一神を信仰している。

根本は一緒だけど、各宗教の指導層が示す教義や神との契約内容に関する解釈などに違いがあるため、様々な流派や派閥が存在し、それが互いに争う原因になっている。

それでも一神教の原理主義者たちはキリスト(メシア)の再臨を本気で信じていて、黙示録にある最後の審判、そしてその後に訪れる千年王国は必ず実現すると願っている。

一神教の原理主義者にとってそれが神の計画である以上、どんな内容であっても必ず起こらなければならない。

そのために彼らはそれが必ず起こるように綿密な計画を立てて行動し、それを着々と実行している。

彼らは非常にストイックで、その指導者層は政治、経済、科学、宗教の実権を握り、これまでその進歩や発展に貢献して来た。

キリスト(メシア)の再臨に関してはクローン技術や人工知能の技術を使えばもう実現可能の段階だと思う。

キリストの遺物から採取したDNAやキリストに関する伝承などから集めたビッグデータを精査し解析すれば、実際に存在したと思われるキリスト像(メシア)に近いクローンやAIを作る事が出来るだろう。

そもそも一神教の原理主義者は神の存在もメシアの存在も絶対的に肯定していて、神とメシアが実在するものである事に関しては一切疑いを持たない。

実在するであろう証拠となるものさえあれば、それを信じて有効活用する。

例えばメシアのDNAを採取するのであれば、キリストの聖骸布などの遺物が使えるだろうし、メシアのデータに関しても考古学的に信憑性のある最古の書簡が示す情報を信じるだろう。

一神教が唱える終末思想には、神による最後の審判が行われる時、世界の終わりにメシアがこの世に再臨し、神を信じる全ての死者が復活して新しい体を与えられるとある。

キリスト教の葬儀ではそのために死者の肉体を土葬にして保管する慣習があり、その死体から採取したDNAを解析すれば、クローンと人工知能で生前の故人を再現する事が出来るだろう。

僕はおそらくキリストの再臨も最後の審判もすべてVR技術を使った仮想現実空間において実現するのでないか、と思っている。

その仮想現実空間で行われる最後の審判は=世界統一政府による人間選別だとも考えている。

僕には今日の世界情勢が一神教原理主義者を指導者層に持つ世界統一政府と、それ以外の多神教世界の宗教的思想を持つ指導者層の複合体による対立構造によって動いているように見える。

いわば神々の代理戦争。

一神教 VS 多神教の対立構図が国や地域、人種、主義の枠を越えたあらゆる対立の背景に隠れているような気がするのだ。

一神教の信仰を持つ民族は、唯一神の下で秩序や統率を重視した画一的な考えや行動を取る性質があると思う。

一方、万物に精霊が宿るとするアニミズムから派生した多神教世界の信仰は、同じ民族同士でもそれぞれが個性や価値観の多様性を認め、なおかつ他部族をも受容する性質を持っている。

だから一神教世界は永続的な安定を図るための制限を設けた人類繁栄を目指して進み、多神教世界は「生めよ、増やせよ」の末広がり的な人類繁栄を目指して進んでいると思う。

VR千年王国は神の計画の下に、爆発的に人口を増やし続ける多神教世界の繁栄の歯止めになる策として、一神教原理主義者が用意した人道的な人口削減計画なのではないか?

それは神を信じる者だけが選ばれて移住する永続的に平和な世界だ。

一神教世界の千年王国概要

聖書に描かれる千年王国は普遍的な平和を特徴とする。

そこではエデンの園が回復し、人間と蛇が平和に共存している。

そして神である【】に関する知識が世界に満ち、人間も動物もその影響を受けて穏やかな性質になっている。

千年王国でははじめ誰でも信者であるが、ユダヤ人は全員、メシアの再臨の前に救われ、白い御座の裁きで、信者でないとされた「山羊」の異邦人は殺される。

時間の経過とともに、ユダヤ人にも異邦人にも子どもが誕生するが、千年王国で誕生したものにはまだ原罪が宿っているので、救いのための新生体験が必要となる。

そのための期間として100 年の寿命が与えられ、救いの方法は、信仰(メシアの死と復活)と恵みによる。

スマホの普及で常時インターネットに繋がる事が出来るようになった僕たち現代人は、自分たちが手にした文明の利器により、だんだん自分たちが生きている現実世界と仮想現実世界の区別がつかなくなっている。

常時ネットにアクセスして、現実ではなく仮想現実の方に臨場感を感じながら歩きスマホをしている人たちの虚ろな顔を見れば分かると思う。

5G通信が国際社会のインフラになれば、支配者層による人間の管理はより加速する。

現実世界の苦楽を捨て、仮想現実の世界にどっぷり浸かっているような人たちは、世界統一政府が推奨するVR千年王国への移住を自ら進んで望むようになるだろう。

天災、戦争、世界的大恐慌などで現実世界の状況がこれ以上悪化すれば誰でもそう思う。

しかし世界統一政府の本当の目的は神に選ばれた一部の人たちだけが現実世界に留まる地上の楽園、地球、つなわちエデンの環境を未来永劫に回復する事だ。

多神教世界の指導者層の複合体はその計画に気付いていて、それを阻止するために動いている。

世界の動きは複雑に見えるけど、大局的に見れば昔から神々の代理戦争をずっと繰り返しているにすぎない。

そしてとうとうその決着がつく時代を迎えた。

僕個人なんかはただ翻弄されてあっけなく死ぬだけの未来になるかもしれないけど、そんな過渡期の地球を体験出来て貴重だなとも思う。

とにかく世界がどんな事になっても死ぬまでしっかりと見届けたい。







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