オカルト・スピリチュアル 哲学・思想

食べ物にも記憶がある

投稿日:2019-08-28 更新日:

僕は食料品を買う時、必ず原材料表示をチェックする。

不食を実践したくて断食などをするようになってから、僕は自分の食べた物が自分の体や精神にどんな影響を与えるか多少分かるようになった。

食品添加物、砂糖、炭水化物などを食べた時の影響などはかなり顕著で、特に食品添加物を取るといつも小一時間くらいで体に痒みが出たり、発熱や下痢などの症状が出る事もある。

だからなるべく体に不調が出る食材に関しては摂取しないように心掛けている。

そのために毎回必ず原材料表示を見ているんだけど、それと同時にその食品が保有している記憶(生産から流通までの過程)も想像する。

僕はこれまで何度も転職を繰り返して来たので、自分が働いて来た業界の労働環境や経営体制の内実がどんなものか、自分の体験を通してある程度知っている。

僕が見た限り、そのほとんどが経済優先の大量生産、大量消費を促す状況の中で疲弊していた。

そんな環境で作られた食品の記憶はきっと汚染されている。

どんな物質も量子化した情報の集積だ。

たとえ体に良いとされる材料と方法で作った食品であっても、その食品が記憶している情報が汚染されたものであれば、それが人間の心身に好ましくない影響を与えてもおかしくない。

どの食品メーカーも安心、安全をモットーに努力して生産しているとは思うけど、そこに携わっている人たちが常に焦りや不安を抱えているような労働環境であれば、そこに渦巻く負の感情が生産された食品にも転移して、本来良質であるものを悪質なものに変化させてしまうと思う。

原材料となる動植物たちの感情などもそうで、食べられる事だけを目的として養殖される動植物の環境は常に不自然なものだ。

狭い檻、強制的な餌付け、そんな生育過程の中で動植物が受ける苦痛や恐怖の記憶も食品に保有されているだろう。

以前僕は沖縄の西表島で、野生のイノシシの解体作業を手伝った事があり、野生の動物を自分の手で殺して食べるという貴重な体験をした。

「イノシシを殺す時は苦しまないように、一息で殺せよ」

職場の先輩にそう言われ、ナイフを刺す場所と深さなどの手順を教えてもらい、初めて生きている動物を自分の手で殺した。

教わった手順どおりにやったつもりだったけど、初めてなので一息では殺せず、そのイノシシにしばらく死の恐怖と苦痛を感じさせてしまった。

そして死んだイノシシの毛をバーナーで焼いて解体し、先輩がその肉を使ったジビエ料理をふるまってくれた。

新鮮でとても美味しかった。

でも僕が恐怖と苦痛を味合わせて殺した分だけ、そのイノシシ本来の良質な味や栄養が失われている気もした。

人がもっと自然の恩恵に感謝して、それを無駄にする事がないよう丹精込めて作り、なおかつそれを生き甲斐と感じる事が出来たら、その食べ物は本来の良質を保ち、その動植物が持っている生命力も与えてくれると思う。

自給自足で食べ物を作っている人や、意識的にそういう食べ物と出逢う機会がある人は健康で活き活きした人生を送っているように見える。

スーパーやコンビニで売っている食品にそこまで期待するのは無理があるけど、それでもなるべく良い記憶を保持した食べ物を探して食べたい。







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