オカルト・スピリチュアル 哲学・思想

新しい神話の時代を生きる

投稿日:2019-09-15 更新日:

直感が働く時、僕はそこに自分の意志ではない第三者的な意識の存在をうっすらと感じる時がある。

その時点では何が目的か分からないけど「とにかくやらなきゃな」みたいな気にさせられ、行動を起こした後日にその答えを知る事が多い。

沖縄から九州、西日本の聖地巡りをした時もそうだった。

直感を無視して、行動を先延ばしにしようとすると、また同じイメージが強く湧いて来る。

そして結局毎回“呼ばれる”ように、何の当ても準備も整わないまま、行き当たりばったりでそのイメージを行動に移した。

直感に従って行動していると、やがてふとした気付きが訪れ、

ああ、なるほど、僕はこのためにここに来たんだな

そんな感じで必ず納得の行く答えが常に見つかった。

僕がこれまで放浪して来た答えとして言えるのは、南海トラフの大災害に向けた自覚と訓練をするため、神武東征のルートを辿る。

それを目的とした旅だった。

自分が訪れた聖地をあとで地図で確認してみたら、僕は知らず知らずのうちに神武東征のルートを辿っていた事に気づいた。

古事記や日本書紀とは異なる歴史的記述を持つ『ウエツフミ』という文献によると、そもそも神武東征のきっかけは、一世紀(第71代ウガヤフキアエズ天皇の時代)に発生した南海トラフによる大規模な食糧危機だったという説がある。

『ウエツフミ』での神武東征は、その食糧危機から天皇と皇族たちが日本を救うために尽力する物語として描かれている。

【ウエツフミによる『神武東征』のあらすじ】

大分県を中心に70代以上続いたウガヤフキアエズ王朝の71代天皇の時代に、日本が大震災(南海トラフ)に伴った全国的な大飢饉に見舞われる。

ウガヤ王(71代天皇)は、その対策として皇族や重臣たちを全国に派遣して、自らも食料確保の方法を国民に伝授しようと努めた。

ウガヤ王本人は北陸に。弟の高倉下の命は、相模(神奈川)、弟の大久米の命(ウマシウチ)は、遠江の荒井に向かう。

ウガヤ王の二男である稲飯の命は、福岡の岡田に 。三男の日高狭野(ヒダカサヌ)は、安芸の多祁里の大竹の港に向かう(記紀ではヒダカサヌが「神武天皇」)。

四男の三毛入野の命は、愛媛の宇摩川に。長男の五瀬の命(第72代)は備前の津高川の高倉に向かう。

五瀬の命が秋津根(奈良・京都・大阪の内陸部)と草木根(和歌山~摂津の沿岸部)のタケル(豪族)たちを集めようとしたところ、吉備の地元の長から「その中に敵がいる。渡来人が来て悪事をなしている」と進言され、すぐにその地へ向かった。

この時代、以前から新羅人が日本に来ていて、和歌山や奈良あたりのタケルたちをそそのかしていたが、タケルたちが誘いに乗らないので、地方の官職であるナガスネヒコに取り入っていた。

新羅人に持ち上げられたナガスネヒコはニギヤハヒの子孫を名乗り、斑鳩の峰に祀られていたご神宝の弓矢を盗んで、新羅人に見せる。

新羅人はナガスネヒコの後ろ盾で一度帰国した後、兵を乗せた船団を引き連れてウガヤ王に謀反を起こし、秋津根のタケルを殺害する。

そこに五瀬の命がやって来て、ナガスネヒコの軍に応戦。五瀬の命はその戦いで矢傷を負い、その傷がもとで戦死する。(五瀬の命は死亡後、神として名誉72代天皇に即位)

五瀬の命の訃報を聞いた狭野の命(神武天皇)はショックで病気になり、そこに追い打ちをかけたナガスネヒコの勢力が大量の毒煙で皇族たちの軍を苦戦させる。

狭野の命が病に伏せっていると、夢に神様が現れ、そのお告げによると、敵を攻略するには神事が必要で、その為には天の香具山の土で杯を作らないといけないが、天の香具山は敵地になっていて入ることが出来ない。

そこで珍彦の命(ウガヤ王水軍の長)が翁に変装し、弟の倉下の命が柴刈りの婆の姿に変装してその地に出向く。はじめ斥候ではないかと、敵に疑われたが、変装により難を逃れ、無事に杯の埴土の採取に成功する。

そしてお告げ通りに神事を行うと、狭野の命の元に伯父である高倉下の命が太刀を持って現れ、それを狭野の命に託す。

狭野の命が高倉下の命に理由を聞くと、高倉下の命の夢に天照大御神、高御産巣日、建甕槌の命が現れ「狭野にこの太刀を与えよ」と告げられ、高倉下の命が夢から覚めると本当に太刀があったという。

さらに高倉下の命は「ここから奥には荒ぶる神どもが集結しているから、八咫烏の飛ぶ後を追いかけよ」とお告げがあったと狭野の命に進言する。

高倉下の命の進言どおり狭野の命が八咫烏を追って高野に向かって進軍したところ、山から新羅軍の毒煙が上がったので、大久米の命が佐士布都の太刀を抜いて左右に振ると、その刃から真風が噴き出しその場にいた敵が全滅。

そこへウガヤ王が合流し、ナガスネヒコと新羅人の残党を一掃する。

新羅船団50艙に対して味方の船団6艘で海戦になり、稲飯の命と三毛入野の命などが敵を追いかける。

その時、稲飯の命と三毛入野の命ら6人は太刀を抜いて海に飛び込み、サイモチの神(海獣の姿をした神)になり、敵の船を齧って穴をあけ、敵と水中戦になる。

狭野の命の兄弟はこの戦いで全員戦死。

そしてウマシマテの命(ニギハヤヒの子孫)が、ナガスネヒコから奪われた宝を取り返すために狭野の命の元へ来て協力を要請。

一方、ナガスネヒコは地方の土蜘蛛(反対勢力)の力を借りて勢力を拡大。

しかしウマシマテの命と狭野の命が協力して反乱軍を一掃し、ついにナガスネヒコを自殺に追いやって倒す。

狭野の命の軍はナガスネヒコの一族のうち、抵抗する者を皆殺しにし、逃げた者は追わなかった。(狭野の命のこの紳士的な態度によりナガスネヒコの七男も罪を許され、特別に逃げたが、この時逃がされた子孫が東北・津軽に渡り、この勢力が再び蜂起してウガヤ王朝を滅ぼした可能性がある)

そして大久米の命の勢力たちが引き上げて来て、全国にこの事件を知らせ、再び国は穏やかになった。

つまり神武東征は、九州から日本の各地を平定しながら東に向かって移動する物語ではなく、神武天皇が元々支配下にあった地方の飢饉対策に出向いた先で、ナガスネヒコの反乱に遭い、それを制定する物語なのである。

僕はこの話を知った時に、なんとなくこの物語が今の日本の状況に似ているな、と思った。

混迷する日本の政治と日本を狙うアジア各国の動き。

そして南海トラフの危機が迫る中で決断された天皇陛下の生前退位。

そこに込められた思いは何だろう?

僕なりにそれを察した時、僕は次期天皇である皇太子様が神武天皇の再来として、今、国として危機的状況を迎えているこの日本を救う、新たな物語を紡ぐ。

そんな気がして、一人勝手に想像しながらワクワクしている。

奇しくも僕が今住んでいる大阪の枚方の地には、ニギハヤヒが降臨したといわれる磐船神社がある。

そこにはナガスネヒコだと思われる神様も祀られていて、ひょっとしたらこの辺り一帯が神武東征のクライマックスを迎えた大舞台だったのではないか?と思っている。

神武東征最大のヒールであるナガスネヒコに関しても面白い発見があり、なにかと国民に売国奴扱いされている安倍総理の“アベ”という姓のルーツが、東北に落ち延びたナガスネヒコの兄“アビ”が転訛したものであるという説で、安倍総理はそれを知ってか知らずか、ナガスネヒコの再来として天皇に謀反を起こすヒール役を買っているのかもしれない。

近い将来天皇陛下が京都に戻り、首都が東京から京都に変わる日が来ると思う。

関西では近年、遷都を匂わせるような都市の再開発や補修工事があちこちで進んでいる。

僕はいずれこの大阪の地で新たな神武東征物語を見るのかもしれない。

だから僕の人生も日本もこれから本番だ。







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