オカルト・スピリチュアル 哲学・思想 芸術

夢で教わった“ART”の定義

投稿日:2019-12-05 更新日:

先日夢の中で“ART”とは何か?を僕に諭す人がいた。

その人が言うには“ART”とは「Animism Regression Trance」の略語で、“人間がアニミズムに回帰するためのトランス状態の中で創るもの”という意味らしい。

人間には不可解な現象や曖昧な感情を、言葉や色、形を使って表現し、新しい概念として理解する力がある。

芸術家とはその力を使って積極的に新しい概念を生み出す者であり、その概念が普遍的なものとして世に受け入れられる事を喜びとする。

古代人はその芸術の力を使って、太陽、雨、風、海の波音、捕食関係にある動物など、自分たちが接する自然界への脅威や恍惚感、畏怖の念などを言葉にし、色や形に変えて“アニミズム”の概念を誕生させた。

万物に霊が宿るとするアニミズムの概念を獲得したことで、人間は自然界が自分たちにもコントロール可能な領域であると認識するようになった。

そして古代人は自然現象や動植物の生態系が持つメカニズムを霊の働きに置き換え、祀り、祈り、踊りなどの行為を通して霊と交感、交流し、自然界から得る恩恵と害悪を自分たちのコントロール化に置いて、日々の暮らしに役立てて来た。

それが古代から現代に至るまで芸術が果たしてきた社会的役割であり、表現によって新しい概念を生み出すのが芸術家の使命だと。

僕は現在、パソコンのペイントソフトを使って絵を描いている。

ペンや筆の代わりにマウスを握り、パソコン上にある架空のキャンバスを線や色、形で埋めていく。

コンセプトが思いついてから描く事もあるけど、ほとんどの場合、衝動的な感覚だけを頼りに描いている。

ペイントソフトのツール項目から色を決めて、線を決めて、形を決めて、何も考えずにとにかくどんどん作業を進めていく。

ある程度画面が色や形で埋まっていくと、その段階の視覚情報から何か閃きのようなものが起こり、表現の方向性が風景や生物などの、確かな概念に決まっていく。

夢の中の人が言うように、ARTが「Animism Regression Trance」“人間がアニミズムに回帰するためのトランス状態の中で創るもの”なら、完成した絵の構図や色彩は既に僕の中にテーマやコンセプトとしてあったのだろう。

だから集中力が続く限り何枚でも描ける。

ペイントソフトを使う理由は、ペンや筆より不思議とマウスの方が集中して描けるからだ。

僕は小さい頃からクレヨンや色鉛筆、水彩絵具などで絵を描き、専門学校では日本画、油絵、彫刻なども一通りやった。

以前はパソコンなどのデジタルツールを使ったART創作は邪道だと思っていたけど、ペンや筆にはないマウス独特の描き心地が楽しかったり、どの画材よりもペイントソフトが一番トランス状態に入りやすかった。

パソコンの画面とマウスの操作性上、アナログの画材にしか出せない質感や、緻密で正確な線描写などの表現はあまり出来ないけど、逆にアナログの画材では出来なかった新しい表現の可能性を秘めているので、僕の性に合っている。

一番トランス状態に入りやすい制作スタイルが見つかったので、それをもっと長時間維持出来るような環境なども模索しながら、これからも創作を続けたいと思う。







-オカルト・スピリチュアル, 哲学・思想, 芸術
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

人間の尊厳を奪われない働き方

ビックエコー、くら寿司、すき屋などのバイト店員が起こした不適切行為の動画投稿。 僕が一連の事件のニュースを受けて気付いたのは、バイト店員が不適切行為をした店はいずれも大手チェーンの店であった事だ。 大 …

DQNな人たちに出会ったら

【DQN】 軽率そうな者や実際にそうである者、粗暴そうな風貌をしている者や実際に粗暴な者かつ、非常識で知識や知能が乏しい者を指すときに用いるネットスラング。 たまにDQNな人たちに出会う。 愛情不足に …

飢餓状態になると本能が目覚める

二十代の頃、自殺願望が強かった。 バイトの面接に落ちたりとか、他の人が当たり前のようにこなしている事を僕だけが出来なかったりした時とか、よく死にたくなった。 二十代の半ばくらいに、自分の不甲斐なさにつ …

マジモン

呪う者と本物で“マジモン” 本物の占いが出来る人という意味です。 世の中にはそういう人が本当にいます。 そして商売で占いをやっている人に本物の占いが出来る人は一人もいません。 彼らがやっているのは占い …

友川カズキ『一人盆踊り』 結局得体の知れない人

友川さんの随筆と詩を載せた文庫本。 友川さんは「まつろわぬ人」とか「どこにだしても恥ずかしい人」とか、いろいろ形容される人だけど、この本を読んで改めて思ったのはやっぱり「得体の知れない人」だ。 歌も絵 …

祐喜代(sukekiyo)

PROFILE

PROFILE

祐喜代(SUKEKIYO)

大阪在住

社会に属しながら世捨て人として人生を謳歌するために、思索と創作表現などをしています。

ART、写真、小説を掲載しているHPはこちら↓

ART、写真、小説を掲載しているHPはこちら↓

嗤う狐の藝術

祐喜代『星空文庫』ページ

嗤う狐のYOUTUBEチャンネルはこちら↓

ネットSHOP

SUKEKIYOオリジナルアートSHOP

『AMS』はこちら↓

https://ams.base.shop/

 

スポンサーリンク