オカルト・スピリチュアル 哲学・思想

シャーマニズムとメンヘラ女子

投稿日:2019-09-07 更新日:

僕がこれまで出会って来たメンヘラ女子たちは、なぜか霊感(第六感的なもの)がある人が多かった。

亡くなった僕の祖母もメンヘラっぽい性格の人で、何度か霊体験のようなものをした事があると言っていた。

メンヘラな人に限らず、女性はそもそも男性より感性が鋭く、他者に対する共感能力が高いと思う。

一緒に買い物したりすると、女性は手に取った食べ物や服、雑貨などの商品を眺めて「これ可愛い♡」と愛でたりする事があるけど、これは女性の共感能力が人間以外の動植物やその他の物質にも発揮されているからだと思う。

その共感能力のせいか、女性は男性よりも非言語によるコミュニケーションが長けているのだ。

ボディランゲージから読み取るのか、声の微妙な音質の変化などから察知しているのかはわからないけど、言葉を話せない赤ちゃんや動物の心理状態や要求を直感的に理解したり、男性の浮気を見抜いたりする。

僕は女性がなぜこういった能力を持っているのかずっと気になっていて、女性特有の高い共感能力が、メンヘラ女子たちの霊感にも関係しているのではないか?と思った。

女性が持っているこの高い共感能力はある意味ワンネス(自他も宇宙も同一である感覚)への理解に通じるものがある。

おそらくそのワンネスへの感覚的理解が古代のシャーマン(巫女)やメンヘラな人が持つ霊感の源泉になっているんだろう。

ワンネスの感覚を持っている人は、この世のありとあらゆるものは自然の法則に従って動き、自然現象や人の心の現象もその法則に支配されている事を知っている。

自然の法則に沿って人の社会をナビゲートをする力を生まれながらに身に着けている。

現代のようなテクノロジーを持たない古代の社会では、そういう優れたナビゲーターの存在が中心になって社会が動いていた。

ワンネスの感覚を持ち、自然の法則を理解していた女性にはナビゲーターとして社会を導く重要な役目があり、その神秘性ゆえに社会的地位も高かった。

古代の母系社会は男尊女卑の現代とは真逆の女尊男卑の価値観を持っていて、自然とうまく共存し、争いもほとんどない平和な社会を実現していた。

女王蜂や女王蟻など、雌のリーダーを中心に据えた昆虫社会のモデルも自然の法則に従ってうまく機能している。

しかし時代と共に人間は自然の法則にそぐわないテクノロジーを生み出し、卑弥呼のようなシャーマン的指導者層のナビゲートに代わって、テクノロジーを手に入れた男性指導者層が社会をナビゲートするようになった。

そんな封建社会の台頭で女性特有の高い共感能力は活躍の場を失い、女性の身分や職業的地位もそれに伴って低くなっていった。

自然の法則を理解していて、自他と世界に境界線を持たない女性ほど、社会や世界に対する責任感が強い。

しかし女性特有の高い共感能力を不要とする社会では、女性は自己肯定感を持てず、テクロノジーが自然の法則に抗って社会に不具合を起こしても、社会的に必要とされない境遇の身ではどうしようもない。

女性にはそういう自責の念が常にあり、社会的に優位な男性よりもメンヘラになりやすいんだと思う。

僕の祖母もメンヘラ気味ではあったけど、母子家庭で僕の父親を育て、その家庭を守るという役割があった。

女性にしか出来ない子供を産むという崇高な行為は、個人の生命を誕生させると同時に、一つの新しい宇宙、一つの新しい世界をこの世に誕生させる事に等しい。

だから女性は神話の世界に登場する大地を産んだ女神の気持ちが実感としてわかる。

個人的な感想ではあるけど、ジブリアニメや新海さんのアニメなどに登場する繊細で強い女性が世界を守ろうとする物語の背景には、女神による創世神話や、かつて世界を支えていたのが女性たちのシャーマニズムであるというメッセージがあるように思える。

今、文明社会はその繁栄に行き詰まり、自然が猛威を振るって崩壊の兆しを見せ始めている。

そんな中、男尊女卑がまかり通る社会で、女性がもっと社会進出するためのウーマンリヴやセクハラ、パワハラに対するMeTooのような動きもある。

僕はそのような動きが女性中心の母系社会復活の兆しでもあるような気がして、勝手ながら期待していたりもする。

今後の世界を救うのは、テクノロジーに頼った男性指導者ではなく、自然との共存を目指すナウシカやシータのような繊細で強い女性指導者たちかもしれない。







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