哲学・思想

エスペラントのようなグローバル言語を作って、国際人としての共通意識を持つ

投稿日:2019-10-08 更新日:

僕が勤めている会社に中国人の社員さんがいて、多少片言ではあるけど、すごく達者な日本語を話す。

そのおかげで僕は彼を、他所の国の人で違う民族であると、あまり意識せずに会話する事が出来る。

彼が僕と同じ日本語を使用してくれる事で、僕は彼に対して日本人と中国人ではなく、同じアジア人という仲間意識で意志の疎通が図れる。

国と人種が違えば当然言語と文化も違い、肌の色や思想も違う。

もし彼が中国語しか話せなかったら、僕は彼に対して人種の違いをはっきりと意識し、意思の疎通もうまく図れなくなるだろう。

だから僕はこの中国の社員さんとの共通言語体験を経て、使う言語が同じだったら、あまり国や人種を意識しなくて済む事に気付いた。

国や人種の枠組みを越えたグローバル化が進んでいく中で、民間レベルの取り組みでは互いに概ね理解し合えるところがある気がするけど、国家単位の取り組みになると、自国の国益を重視した外交戦略によって、常に国や人種間での対立問題が起きている印象がある。

各国がバラバラの歴史観、バラバラの民族思想を主張し合い、首脳陣に対話する機会があっても、なかなかお互いに共通理解が得られないジレンマがあると思う。

このような対立は各国や各民族が、国や民族の違いを意識し過ぎるから起こるのではないか?

僕は、中国の社員さんとの共通言語体験を通して、国や民族の違いを一番意識させるものは言語の違いだと思った。

文化の違いや身体的特徴の違いは、共通の言葉を使う事でカバー出来る。

テレビで活躍する外国人のタレントさんやハーフの人たちなんかを見ても、言葉が自分たちと同じものであればどれだけ日本人離れした容姿であっても親近感を感じる事が出来る。

だから今後の国際社会の発展に向けて、今、国や民族の垣根を越えるために必要なものは、どの国や民族の言葉でもない、エスペラントのような新しい国際言語だと思う。

現状、英語が世界の公用語としてその役割を果たしてはいる。

でも英語にはそれを母国語としている国や民族の思想が既に入っていると思う。

利便性はあっても、同じ地球人である意識や共通理解を得るための国際言語としてはふさわしくない。

その他の公用語としてエスペラント語があるけど、あまり一般的ではなく、英語に比べると使用している人は少ない。

ウィキペディアによると、このエスペラント語は万国共通語を目指した思想の下で、世界中のあらゆる人が簡単に学ぶことが出来る事を目的として作られた。

人工言語であるため、公式にはどの自然言語とも類縁関係にないとされている。

どの国の民族思想にも左右されず、特定の民族に有利になったり不利になったりしないため、だれでも使用の恩恵を受けられるメリットがある。

しかし実際には文法、語彙ともにヨーロッパの諸言語、とりわけロマンス語を基礎に成立しているため、既存の語族に分類した場合、エスペラントは印欧語族に分類される見方がある。

そのため非ヨーロッパ言語の話者には習得や運用が難しいらしい。

僕的には世界中の言語学者が集まって、エスペラントに代る新しい人工語をもう一度国際社会向けに作った方がいいと思う。

少なくても国連加盟国やグローバル意識が高い発展途上国にはその言語の習得と使用を浸透させて、西洋、東洋関係なく同じ地球人、国際人としての意識や思想を新しい言語で共有出来たら、国家間、民族間の対立は今より少なくなると思う。







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