何か問題を抱えていたり、嫌な事を思い出したりして、なんかムシャクシャしたり、モヤモヤする時がある。
頭の中が不安に支配されて悩み続ける時がある。
そんな時、「飲まなきゃやってられん!」と、たくさんお酒を飲んだりする。
お酒の力を借りて、楽しくなって、酩酊して、問題も嫌な事も一時忘れる。
元気になった気になって、そのまま訳がわからなくなるまではしゃいで、気を失ったように眠りについて、次の日起きる。
もう日が完全に登り、外は良い天気。
出かけたい。
でもひどい二日酔い。
頭も体も痛い。
問題は解決してないし、体調不良につられてまた嫌な事を思い出す。
酒に力などない事を反省するばかりで、食欲も出かける気力もない。
些細な用事も済ませられなくて、読もうと思っていた本、観たいと思っていた映画も後回し。
1日中ぐったりして、気付くと夕暮れ。
こんな休日を何回も繰り返して来た。
正直飽きたし、これで良いわけがない。
だから「飲まなきゃやってられん!」を「書かなきゃやってられん!」に変更しようと思う。
この情報化社会の雑多な都会に住んでいると、すぐに頭が情報過多になってパンクする。
無意識にインプットした情報を意識的にアウトプットしないと、自分の興味や関心事に使う脳のメモリの容量が足りなくなる気がするから、とりあえずスマホや紙に、溢れ出てくる思いと言葉をつらつらと書く。
それをブログの記事や小説にまとめてWeb上に置いておけば、もうその悩み、考えは僕の頭の中になくていい。忘れていいのである。
僕の頭から出た思想に固執する事もない。
日々アップデートを余儀なくされている世の中だ。
思い出したくなったらまた読み返せばいい。
「あ、やっぱりこの時期の思想の方がいいな」
そんな感じでWeb上にある古い思想を読み返して、過去の自分に感心したりもする。
とにかくたくさん思想を生み出してWeb上にストックしておきたい。
常に頭の中を整理して、今、必要な情報を入れておきたい。
どうせ放っておいても、またすぐに僕の頭の中にはいろんな情報が勝手に入って来て散らかる。
だから書かなきゃやってられん!
書いているうちに気持ちがスッキリしたり、問題解決に向かうアイデアが思い浮かんだりもする。
それが他人にとって有益な情報になるかもしれないし、ならなくても暇潰しの相手くらいにはなるかもしれない。
そんなつもりでいつも書いている。
飲むより書く
投稿日:2021-03-09 更新日:
執筆者:sukekiyo